まずは、家庭的保育の特徴と魅力についてしっかりご説明いたしますね！家庭で行う保育がどのようなものか、ぜひ知っていってくださいね。
小規模ならではの保育の形、ぜひ皆様にも気に入っていただけると思います♪
家庭的保育とは、主に家庭的保育者の自宅や専用の保育室などで行われる、満3歳未満の子どもを対象にした小規模の保育のことをいいます。
大型の保育園に比べて規模が小さく、家庭的な環境で行われる保育のため「先生一人当たりの担当児童が少ない」という特徴があります。その特徴から、0から2歳の時期に適した手厚い保育です。
規模は小さいですが、きちんと自治体の認可を得た「認可保育事業」に当たるため、きちんと自治体の認可を受け、定期的に監査を受けた上で安全性に配慮をした上で運営されています。
家庭的保育の狙い
家庭的保育は、主に都市部での待機児童問題の解消のために作られた保育の形です。児童福祉法に位置付けられた保育事業のひとつで、地域資源や近隣の保育施設と連携しながら保育を行っていくことが求められています。
そのため、一般的な保育園とは違い、地域の人との交流や、他園・児童施設等との交流などが活発な保育の形であるとも言えます。
家庭的保育の魅力
家庭的保育には、小さい保育室ならではの魅力がたくさんあります。例えば…
家庭的保育は0～2歳が同じ空間で生活する中で、2歳の子どもは0歳の赤ちゃんを自分の弟・妹のようにかわいがります。0歳の子どもたちは、2歳のお兄ちゃん・お姉ちゃんの姿を模倣したり、関わったりする中で成長していきます。
このような「きょうだい体験」が子どもの自立心を刺激し、成長を促してくれます。
家庭的保育室は、家庭的保育者と補助者の2名で最大5名の受け入れとなっており、保育者ひとりあたりの担当児童が非常に少ないという特徴があります。
マンツーマンに近い形での保育は、子どもから目が離れる危険性が極めて低く、安心・安全で手厚い保育を子どもに提供できるという大きなメリットがあります。
家庭的保育室にはメインの保育者はひとりだけなので、子ども達にとっても「いつも同じ保育者が見てくれる」という安心感があり、愛着形成・信頼関係構築に効果的です。
また、保護者の皆様にとっても、送迎対応がいつも同じ保育士になるため、育児相談・食事相談といったコミュニケーションの取りやすさが特徴的です。
